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 ゼロになる頭 ぽぽぽぽ〜ん

 リセット完了。

 帰宅途中の電車の中で、開いた本のページ越しにぼんやりと霞む真向かいの女が、毎度新手の俺好みな顔立ちをしているというのは錯覚かもしれないが、本を少しばかり下におろしてわざわざ確認してみたところで、俺と女の視線が交錯した刹那、書籍は手から滑り落ち、ハードカバーが床を打つ音を聞いた時にはすでに、俺は女の足下にひざまづき、美しいという音節を持った深いため息をもらすと、まるで聞こえていないふうを装いながら、それでいて目の前で起きている非日常的な光景に気がついていないというその事自体が、そのまま女の動揺を明白ならしめている逆説、という類いのおよそ考えうるが決して起こり得ないファーストコンタクトに想像力を駆り立てる欲望の閃光だけが、意識するもの−意識されるものすなわちノエシス−ノエマの関係をそのまま持つもの−持たざるものに置き換える事が可能なほどにまで人口が稠密化し人間の評価基準が細分先鋭化した大都市圏における通勤電車の中にあって、視線を捧げるという些末なそれでいて決して安価とはいえない行為のささやかな見返りとして、期待されるに過ぎない。
| 昨日の日記 | 02:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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