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最近の昨日今日のことは明日書くとして
2008.12.25 Thursday
さまよえるドーパミン
記憶はどの様に収められているのだろうか?
もっとも楽ちんな結論は、パソコンの磁気ディスクのように体のどこかに物理的に記録されている、というものだと思う。そして、その場所は脳だというのが、暗黙の常識となっているのが実情じゃないかと思う。 みんな、そんなこと考えたこともないわみたいな振りしながら、本当はそんな風に思ってるんじゃないのよ、どうなのよ。 だとしたらだとしたら! 脳に記録された情報を読み取る技術があったっておかしくないじゃないか。死人にくちなしとは言うけれども、脳のハードディスクを読み取る装置があれば、くちなしどころか、その人自身でさえ忘れていたあれやこれやが詳らかとなってしまう。 俺、死ぬまで黙ってたけど、実は○○なんだみたいなことが死んだ後に暴かれると、世の中ちょっと大変なことになるかもしれない。嘘発見器どころか、本心暴露機械である。 このまま、この線で想像を膨らませるのも面白いかもしれないが、やめておく。なぜなら、多分記憶はそんな風には収められていないだろうからだ。いや、だってさ、オックスフォードを主席で卒業したような天才脳科学者なら、こんな一介のおっさんが考えてるようなことくらい、とっくに解明して、すでに嘘のつけない世の中になってたっておかしくないじゃないのさ。 生命の仕組みは、そう単純には出来ていないとみたわけだ。 だとするとだ。 次に浮上する考えは、半導体のような回路が脳の中にあって、電子みたいな物質が延々とその中を駆け巡っている。その軌道のパターンが記憶だというものだ。 いや、もっといろいろ可能性はあるのかもしれないけど、俺のひんそな頭で思いついたのがこのくらいなので。 だとしたらだとしたら! A地点を左に曲がってB地点を右、C地点を通過してD地点から一路振り出しのA地点に戻る軌道は、何の記憶ですか? 仮にそれを俺が女に振られた記憶だとしよう。 女に振られるたびに、脳の中の電子君達がそうやって同じ処をぐるぐる経巡っているとしよう。始めは一斉大挙して失恋回路を行軍するわけだ。しかし、時間が経つにつれ、一人二人と行列からそれていく。 その道を通る電子君がいなくなったときに、忘れてしまうのだと。 そういえば、脳の形はみんな似たような形をしている。たぶん。 個人差はあるとはいえ、失恋回路なり、初恋回路なり、大抵通る道は似ているはずだ。電子の岐路はシナプスと呼ばれる。たぶん。 シナプスの数の階乗だけ回路が存在する。しらんけど。 シナプスの数が億もあろうものなら、俺の電子達は果たして全ての道を歩覇できるのか? まだ知らない道があるはずだ。俺の知らない道が。ほんとか? 2008.12.24 Wednesday
月の男
日本では月にいるのはウサギだが、イタリアでは茨を背負った男がいるのだという。その男、弟を殺して神様に見咎められ、それを否認して月に幽閉されたのだとか。男の名前は言うまでもなく、カインである。
物語を極限まで縮めると、それは詩になるのかなとか思ったりする。 男が女を愛する。詩にはならない。 女は振り向いてくれない。まだ足りない。 女は男に好意は示すが、他の男を愛している。 女をあきらめられない男の選択肢は三つ。 男を殺す。 女を殺す。 自分を殺す。 男にその勇気はない。 男は女の愛が成就することを願うことで、自分の愛に決着をつけようとする。 そして、女の愛は成就する。 清しこの夜 僕は独り 君の贈り物 届いたよ 中にカードが 添えてある 早くいい人 見つけてね 救いの御子は のたまえり だめか。女なんて燃えてしまえ。 2008.12.18 Thursday
シンプルから始めよう
昨日、関西から友達が来ました。
浜松町で待ち合わせして新橋まで雨の中、迂路を歩いて飲食街にたどり着いた。 小じゃれた居酒屋で塩分の多い肴をつまみながら、おまえは映画で何をしたいのかと小一時間。 私は考えた。するとその友人は難しく考えるなと。 単純な事だった。 感動させたい。その一言に尽きるのであった。 いろんな映画がある。それでいい。 そう思って映画の洪水というほど観てもいないが、その中に埋もれてそんな単純なことを先送りしていた。 技術は大事です。映画を作って上映するというフレームワークも大事です。 しかしね、コンテンツがなくてどうすんの。 思いましたね。強く思いました。 その後、鶏がら鍋を食べて、はちきれそうなお腹を抱えて帰宅。 感動させたい。ありきたりな欲望。それでいい。 それが出来なきゃあんた、私のやってることなんて、ただのお勉強ですよ。 2008.12.17 Wednesday
どんべいはつゆ濃いめ、たまにはつゆ濃いめ
映画なんか観てねーよ。
うそだよ観てるよ。 なに観たかなんていちいち書いてられるか! てやんでえばーろーちくしょう というわけで、なぞなぞです。 もぐもぐ・・・(おじいちゃんが入れ歯をはめる音) かっ!ぺっ! ええかあ、よう考えんるんじゃぞ。 竹輪、豚、孫じゃが芋、これはなんじゃ? ヒント:答えはありません。少なくとも、君が探している答えは。 2008.12.15 Monday
メモ
リンクにある contre champ のサイトで「コントレ映画塾」が開講された。
ついていけるわけないと思いますが、今後の展開を追って行きたい。 下のルールおよび監督リストのソースは下記のサイトからのコピペです。 カルハズミナコトバ 名付けて「コントレ映画塾」のルール 1)まずこの10人の映画作家の作品をなんでもよいので1本ずつ観ること。 2)その際、短くてもいいので何かしらのレビューなり感想なりを書くこと。 3)それをもとに、その10人に順位を付けること。 4)その順位の上から順に借りられるだけのDVDを観まくり、レビューや感想を書くこと。(*このルールは「映画はやっぱり楽しむものだ」という観点から後に改訂され、順位はさほど気にせず、またじゅうぶん観たと判断した時点で次の10人に向かってよいことになりました。) 5)観終わったらまた新たな10人のリストをもらって(1)に戻る。 最初の十人 ・成瀬巳喜男 ・ハワード・ホークス ・アルフレッド・ヒッチコック ・マキノ雅弘 ・エルンスト・ルビッチ ・山中貞雄 ・ジョン・フォード ・溝口健二 ・ジャン・ルノワール ・小津安二郎 2008.12.13 Saturday
インフル、インフレ?
いや、タイトルは適当です。
昨日、インフルエンザの予防接種をしてきました。 そのせいどうかしらないが、昨日から風邪っぽい。っていうか絶対風邪ひいた。 だるい体を引きずってベランダでタバコ吸い吸い、コラボシナリオを執筆。 これで四本目のシナリオだ。時間さえ許されれば何本だって書いてやるくらいの勢いがついている。 しかし、四本目のシナリオはピュアオリジナルではなくて、講師のアイデアや意見を自分なりに消化してできた物。ほぼ、そのまま使ってるところもあるっちゃあるんだけど。 自分としては、閉じていながら、それなりのスケールが出せたんじゃないかと思う。 昨日、会社で中国人が五人解約された。要するにクビである(本人たちいわく)。 厳しい現実である。最後の挨拶を聞きながら、なんかね、中国人とか日本人とか、関係ないなって思いましたね。 自分では偏見はほとんど持ってないつもりでいたんですけどね、いざ会社の都合でクビにされる人たちを前にして、ああ、つらいのおんなじやん。俺なんか心のどっかで中国人が侵略しにきたみたいに感じてるとこあったけど、こうしてあっさりクビ切られる無念さというかね、そういうのはおんなじ一人の人間の抱くそれやんて、改めて感じてる自分に気づいて、あ、俺、今自分の偏見に気付いたって思ったわけですよ。 プロジェクト稼働中は休む間もなく働いてたけど、これでやっと長い休みが取れるって、日本語の冗談言って笑わせてた人もいましたけどね、あれは最大の皮肉であって欲しいなと今は思う。つらいんは一緒やと。国籍が中国なだけなんやと。 2008.12.12 Friday
しばらくは
コラボ企画、制作部となりました。
この日記も制作上のつぶやきとか、メモのような更新が続きそうです。 クランクアップは遅くて3月下旬。 基本、ロケハンがメインの仕事になりそうです。 普通免許はありませんが、好いロケ地探して行こうと思います。 ところで、大島弓子『つるばらつるばら』読んでます。 これ、尼崎にいた頃に少しだけ読んだことある。 何だろうね、このキャラクター造形は。どの漫画の型にも見たことがないような人物ばかりでてきます。男も、女も。 省略がうまくて、絵に逃げないというか、とんとんとんと話が進んでいく。うまく形容できないです。ただ、面白いことは間違いない。 コラボのシナリオは依然進行中です。プロットは出来た。つまり物語の大まかな流れ、柱(シーン)は大体たった。今日と明日でシナリオに落とし込みます。 シナリオ書くのって重労働だけど、あるテンションまで上がって行くと頭の中で物語やら人物やらが動き出す。そのときにはある意味その映画を観ている状態に近い(と思う)わけで、やっぱたのしす。 2008.12.07 Sunday
りんご革命
課題ビデオを歌の部分だけに編集し直してYOUTUBEにアップしました。
なにゆえりんごか。青森出身の人にもらったりんごがあまりにおいしかったからです。食べた翌日に書いた詞が『りんご革命』。そのままシナリオに組み込んで、歌うシーンから殺し合いに移行するシーンを撮りました。 いやあ、何がしたかったのだろう。そうだ、合成がしたかったのです。 いつかね、プラトンの対話編でも映像化したいという思いがありまして、実写で日本人で、でもちゃんとギリシャでとなると予算的に考えても合成の腕を上げていくしかないぞと。背景全部合成。もしくは絵。いかにごまかしを芸術に高めていくかという命題と日々格闘している訳です。 まあ、でもとりあえずギリシャ関係の野望関連は胸の奥にしまっておいて、いわゆる純文学史を興味あるものから順に辿っていこうかと思っています。というわけで、『デカメロン』の次はダンテ。ファッキンダンテは『セブン』の名科白。 1Gを50M以下に圧縮したので映像が荒れてます。なんのための合成なんだ。ま、しゃーない。 |