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ベイシックインカム
 2010年1月号の『文學界』に掲載された、堀江貴文と東浩紀の対談を読んで、俺はたいそう興奮した。興奮したと行っても今回は下ネタじゃないぞ!

 それは来るべき日本の未来像を討論した物だが、まず東浩紀が切り出したベイシックインカムという政策。 名前からも想像出来るかもしれないが、生存基礎所得と訳される。最低限生きていくのに必要な額のお金が、毎月年齢や所得に関わらずに貰えるという政策である。一人に対して7万円程度という試算も出ているらしい。

 一生働かなくても貰えるの?イエス
 働いてて収入があっても貰えるの?イエス
 全員無職でも4人家族なら毎月28万円も貰えるの?イエス

 そんなこと出来るのか?出来るんだろう。付随するいろいろな制度や政策が必要になるだろうが、論理的には可能なんだろう。この政策が可能かどうか、という点に関しては俺は特に異存はない。聞いてみたい事はいくつかあるけど、東浩紀氏の考えを信頼するというか鵜呑みにする。

 俺が知りたいのは、そんな政策をして、日本は大丈夫なの?という事だ。よく知らないけど、日本は世界でも上位に入る経済大国であるのは何となく知っている。その事の恩恵を至る所で受けているという事もある程度心得ている。

 本音を言えば、そんな政策が可能ならば、大歓迎である。毎朝、会社に行って自分の人生の大半を給料のために削らなくいいなんて、ちょーうれしい。幸せ最高ありがとうマジでなんて言っちゃうよ俺は。食事なんてご飯とみそ汁と焼き魚ぐらいあれば十分だろ。時間もあるから自炊出来るし、7万円もあれば、余裕でしょ。多少はエアコンぐらいつけられるっしょ。最低限の生活ってそういう事でしょ。

 しかし、そんな事したら、日本は一気に貧困な国にならないの?そんな政策が可能なのは、ある程度国が豊かだからですよね。わからん。いやそもそも、日本が本当に経済的に豊かであるのかどうかも、実はよく知りません。借金大国なんて言葉も聞いた事があるようなないような。

 ホリエモンがミュージシャンを例に挙げてた。ずっと音楽を続けたいけど、生活していくために働かなくちゃならない。しかしベイシックインカムがあれば、好きなだけ音楽を続けていける。

 確かにそうかもしれないけど、この政策を施行するのは、何かの目的があるからですよね。それが仮に日本の経済的地位を向上する、ないしいいところで維持するって事だったとしてですよ、ミュージシャンが仕事の枷から逃れて好きなだけ音楽を続けられる事が、その目的にどこかで結びついていなければ、この政策は破綻してしまいますよね。ミュージシャンじゃなくても、映画監督でも小説家でも絵描きでも民話収集家でもなんでもいいですけど、やっぱりどこかで、この政策が目的とする何かに結果として奉仕しなければ、続けられないですよね。さんざんゆとりライフを送らせて、明日からこの政策中止!なんてのはなしでお願いしますよ。

 あんたたちは大丈夫かい?そこプログラマーさんよ。気に入らなかったらいつでも会社なんて止めてやれる環境にいて、きちんと仕様書が書けますか?いちいち言われなくても、単体テストを入念にこなせますか、どうですか。ちゃんと衛生管理をして食事を提供出来ますかね。副作用を考慮して、最善の治療を処方箋を出してもらえますか。

 とはいえ、そういう状況だからこそ、ほんとに自分のやりたい事、好きな事にだけ人が集まるという期待もない訳ではない。それをこころから愛する者だけが、向上する努力を好きで続けられる者だけが、そこに集まるようになっていくのかもしれない。ところで、生ゴミや排泄物をこころから愛する人はどのくらいいるのだろうか。いや、そういう仕事こそ報酬がうなぎ上りに上がるのか。

 わからない。労働や向上心が人間の本質であるというのが真理であれば、これほどいい政策は今のところ無い気はするけど、なんかこの世の楽園はありやなしや、見たいなはなしにしてしまうと、不当な議論を吹っかけてるだけのような気もするし。

 第一、この政策を議論しおられるお二方が、多分それなりの安定した地位を得ておられるのではないかというところが、俺には何かもう一つ決定的な説得力に欠けるのかも知れない。働きたくない人は働かなくていいじゃん、向上心のない人は自分の位置に甘んじていればいいじゃん、って言ってしまえると簡単なんだが、それが結局差別や棲み分けなんかにつながっていかないのだろうか。都内の最低家賃7万円みたいな。

 わからん。教えてくれBro。お前が日々向上しているのは、それがお前の本質に根ざすからなのか、それとも閉塞した状況から抜け出したいという欲望が強く働いているからなのかい。ま、両方だよな。

 CDや本がみんなタダみたいな値段になって、その代わりにゴミの回収や便所の汲取に法外な金が請求されるような世の中にならない事を祈るよ。
| 昨日の日記 | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
習作「マカロニサラダ記念日」

 チュンセさんとポーセさんは双子の星の男の子と女の子。

 おてんと様が東の空に昇る頃。

 毎日欠かさず、星巡りの歌を奏でてお祝いします。

 それは夜空に輝くの星達の大事な大事なお仕事でした。

 二人は夜が明けるずっと前から、何やら相談をしています。

「チュンセさん、たまには下ネタ以外で、なにかこうぐっとくる話をしてください」

「ポーセさん、毎日逢うたびに違う話をせがまれても、想像力には限界ってものがあるんです」

「だって、マンネリっていうか、手抜きっていうか、あたちの事もうアイちてないんでせう」

「愛って/よく/わからないけど/傷/つく/感じがス・テ・キ!ってそうじゃなくて、僕はどこにでもいる平凡な双子座ですよ。想像力の枯渇です。それに下々の話は種が尽きない、なははんちって」

「もういいでつ。チュンセさんなんてダイチライ!」

 プイッ。

「待ってください。ポーセさん、待ってってば…ああ、行ってしまった」

 今日もまたポーセさんを怒らせてしまったチュンセさん。

 一人でしょんぼり寂しそう。

「…笑っちゃう涙の/止め方も知らない/二十年も生きて/来たのにね…」

 チュンセさんは物思いに耽ると、ついつい薬師丸ひろ子のメインテーマを口ずさんでしまうのです。

 そうだよな、いくらネタ切れだからって、五歳の女の子にハードコアポルノはいささか度が過ぎたよな。反省反省。よし、今度こそポーセさんをハッピーにするとっておきの物語を作るぞ。

 チュンセさんは大決心。

 肩に斜め掛けしたヨシダ鞄から、ほぼ日手帳を取り出しました。

 用紙にトモエリバーを採用しているほぼ日手帳。

 ボールペンはすらすら走ります。

「いい仕事してんなあ…」

 チュンセさんはぶつぶつ独り言をつぶやきながら文字をすいすい書き込んでゆきました。


 じゅうに月くにち すいようび みめい

 サモトちゃんは36さいの男の子です。しんやに目がさめるとおちんちんがなくなっていました。びっくりしました。でもすぐにふとんをかぶってねてしまいました。ヒントはあまのじゃくがユメのなかでいたずらをしたからです。


 7じ20分ごろ

 サモトちゃんはフルチンでかがみの前に立っていました。だけどおちんちんはやっぱりありませんでした。「まいっか」といいました。サモトちゃんはおちんちんがなくても困らないのです。「かわりにオメンコがあったらなあ」と言いました。サモトちゃんははずかしくなってタバコをすい始めました。ようふくを来てカイシャに出かけました。


 7じ47分

 サモトちゃんのお家のうらにスーパーまるもがありました。いとうえんの自動ハンバイきの前で考えました。おしっこがしたくなったらどうしよう。「まいっか」と言いました。シナモンカプチーノを買ってカイシャに行きました。


 じゅうじ50分

 サモトちゃんはいっぱいはたらきました。でもきゅうに思い出しました。おしっこがしたくなったらどうしよう。おしっこのことばかり考えたので、せかいぢゅうで一番おしっこのことをかんがえました。


 ごご3じ

 おひるごはんはおとなが大好きなお茶をひとくちものみませんでした。だからおしっこをしたくなりませんでした。だけどうんこがしたくなりました。ベンジョにいきました。「わかったぞ」と大きな声で言いました。おしっこはうんこといっしょにおしりの穴からでていきました。


 ごご6時

 サモトちゃんはザンギョウしました。サモトちゃんはお父さんよりいっぱいはたらきました。「おつかれさまでした。さようなら」サモトちゃんはいそいでお家に帰りました。


 ごご8時

 サモトちゃんはエロ本を読みました。いつもおちんちんをさわりながら読んでいたので、今日はあんまりおもしろくありませんでした。「チムポがないのに生きていたってしかた無い。ああつらいつらい」サモトちゃんは悲しくなってふとんの中で泣いていました。


 しんや

 サモトちゃんは目がさめました。なんだかカゼをひいてしまったようです。サモトちゃんはちり紙ではなをチーンとかみました。「なにか変だぞ」サモトちゃんはふしぎになりました。もう一度ちり紙ではなをチーンとかみました。「やっぱり変だぞ」サモトちゃんははなをいっぱいかみました。


 チーンチーンチーン


「これはすごいぞ」サモトちゃんがはなをかむと、とても気持ちが良くなりました。


 チーンチーンチーン

 

 わるいことをしているようなへんな気持ちになりました。


 チーンチーンチーン


 だれかにいじめられているようなはずかしい気持ちになりました。


 チーンチーンチーン


 だれかを泣かしているようないじわるな気持ちになりました。


 チーンチーンチーン


 ああはずかしい。


 チーンチーンチーン


 やいどうだ。


 チーンチーンチーン


 いやいやいや。


 チーンチーンチーン


 もっかいもっかい。


 チーンチーンチーン


 うふふ。


 チーンチーンチーン


 ダメダメダメよ。


 チーンチーンチーン


 でへへ。


 チーン


 とうとうちり紙がなくなってしまいました。サモトちゃんのはなはトナカイみたいにまっかっかのほっかほかになりました。「わかったぞ」サモトちゃんは人さし指をはなの穴に入れました。「こんなことってあるかしら」はじめはそおっといれました。「チムポなんてめじゃないや」はなはぐちゅぐちゅぬれています。「これはどうかな」はなの中の丸いでこぼこをかき回しました。「うひゃあ」サモトちゃんはゆうきを出して、指を最後まで入れました。「ひいいいいいい」サモトちゃんはキチガイのような声を上げました。「あ、あ、いく、いくう、ひ、く、ヒック、ハックショーン!」サモトちゃんは大きなくしゃみをしました。


 じゅうに月くにち すいようび みめい

 サモトちゃんはふとんから飛び起きました。いそいでぱんつの中に手をいれました。おちんちんはついています。「なんだゆめか」サモトちゃんはすこしがっかりしました。パンツから手をだすと、とうめいなノリが指にくっついていました。「わあ、くさい」サモトちゃんは36さいの男の子です。おとながとってもはずかしいムセイをしてしまいました。「やきがまわっちまったぜ」サモトちゃんはちり紙で手をふきました。じゅうに月くにちのすいようび。今日はサモトちゃんのとってもはずかしいマカロニサラダ記念日です。


「なんだ、夢オチか…」

 推敲に没頭していたチュンセさんはあわてて振り返りました。

 チュンセさんの肩越しにポーセさんの顔がありました。

 ポーセさんが戻ってきた事に気づかなかったのです。

 ポーセさんはチュンセさんのほぼ日手帳を覗き込んでいたのです。

「あ、これはちがうの。とっても書き心地がよいものだから、つい手が滑ってしまったのです」

 チュンセさんは真っ赤になって言い訳しました。

「チュンセさん、もうすぐおてんと様がまいります。ぐずぐずしてたらおいてっちゃうぞ」


 チリンチリンチックチック チリンチック トーン


 ポーセさんは夜空をひとっ飛びに駆け上りました。

「あ、まって、今すぐ沓をはきますから」

 チュンセさんはあわてています。

 星のかけらで出来たナイキのエアマックスエボリューションを穿くと、チュンセさんは急いでポーセさんの後を追っかけました。


 チリンチリンチックチック チリンチック トーン


 雲の階段をひとっ飛び。


 チリンチリンチックチック チリンチック トーン


 天の河原をひとっ飛び。


 あっという間に南十字星が輝くオーケストラピットに到着です。

 チュンセさんとポーセさんは、なんとか間に合ったみたい。

 きっりきり きっりきり

 アンタレスさんがバイオリンの音を確かめています。

 どんどんしゃん どっどどしゃん

 デネブさんがティンパニとシンバルを上手に鳴らしています。

 チュンセさんとポーセさんは鞄から横笛を取り出しました。

 ぴろ ぴろ ぴろろ ぽんぽこ ぷう

 みんなの準備が整うと、オーロラのどんちょうがあがり始めました。

 夜空の音楽隊はいっせいに息を整えます。

 東の空が、油の浮かんだ水たまりみたいに明るくなって参りました。

 指揮棒を持ったアルタイルさんが手を振り下ろしました。

 すると夜空ににぎやかな合奏が響き渡ります。

 星明かりを身につけた海の潮騒さん達が合唱を始めました。


 (Allegretto)

 あかいめだまのさそり ひろげたわしのつばさ

 あおいめだまのこいぬ ひかりのへびのとぐろ

 オリオンはたかくうたひ つゆとしもとをおとす


 アンドロメダのくもは さかなのくちのかたち

 おほぐまのあしをきたに いつつのばしたところ

 こぐまのひたひのうへは そらのめぐりのめあて


 東の空はすっかり茜色に明け染めています。

「おつかれさまでした。さようなら」

 演奏を終えた星達はそれぞれ自分のお家に帰っていきます。

「チュンセさん」

「どうしたの、ポーセさん」

 ポーセさんは笛を鞄にしまいながら言いました。

「さっきのチュンセさんのお話、あたちなんだかムラムラしちゃった」

「え?」

「今日のシエスタ、ちゅきあってあげてもいいかも」

「ほ、ほんとう!」

 チュンセさんはうれしさで顔が破裂しそうに赤くなりました。

 やれ困った。来月の小遣いまでまだ半分以上もある。

 そうだ、お年玉を前借りしよう。ご休憩くらいなら何とかなるぞ。

 本当は頭の中でこんなふうに計算をしていたのです。

 もちろん、驚きではち切れんばかりの笑顔を保ちながら。

「それじゃあ、午後三時に勉強部屋でまってゆ」

「うん!」

「さようなら、チュンセさん」

「さようなら、ポーセさん」

 ポーセさんはお家へ帰っていきました。

 チュンセさんは鞄のふたを閉じ、スキップをして家路に向かいます。


 チリンチリンチックチック チリンチック トーン


 チリンチリンチックチック チリンチック ドーン


 ドドーン


 完

| 昨日の作文 | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Art Tits Guild
 先日、長谷川和彦監督の『青春の殺人者』を観た。あまりに素晴らしい映画だったので、ニーチェの誓いを反古にしてこうして日記を更新しているのだ。

 何が良かったかって?

 そんなの原田美枝子のオッパイに決まってるだろうがっ!

 すてきなオッパイ、たわわなオッパイ、ケンタイオッパイエンゼルパイ。俺、オッパイが好きや。すきやねんオッパイ。おっきいオッパイがええねん。大きすぎてもダメやねん。テイシャツの伸張の限界ぎりぎりに迫るオッパイやねん。貧乳でも立体的なニップルさえあれば良かった中学生日記よさようなら。男の価値がチンボコの偉大さで決まるように、女の価値はなんと言ってもオッパイやねん。

 嗚呼、神様仏様イエス様キヨシロー様
 メールでしか言葉を交わしていないN子ちゃん
 彼女が豊満な乳房のオウナアでありますように
 顔なんてブスだってかまいません
 あばずれだってパンパンだってビッチだって
 彼氏いない歴が年齢と等しくったって
 少年ジャンプでしか活字を読んでいなくたって
 乳輪がでかくたって
 オマンコがドドメ色だって我慢します
 熟れたイチジクみたいなオッパイの谷間に顔を埋められるなら
 僕のからだなんてマンべん焼いたってかまわない

 うそうそうそ。でもオッパイの件は本当なんです。信じて下さい。

 さて、問題です。今日はオッパイを何回綴ったでしょう。

 (1)十回
 (2)百回
 (3)千回
 (4)チンマン回

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| 昨日の日記 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |