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シンプルな哲学論考
 マルソ君は考えた。

「前に進むために人生の大問題にケリをつけておくのはいい事かもしれない」

 それでは実践編。ウィトゲンシュタイン風の命題で、人生の問題を全て片付ける。

 1 人間は動物に過ぎない。
 1・1 心、魂、精神、理性、悟性など一切存在しない。
 1・11 刺激のあり方がすなわち存在の在り方である。
 1・111 一切の感覚がないと想像してみよ。そこにはいかなる観念もあり得ない。
 1・2 人生の意義は動物の行動に余すところなく現れている。

 2 動物の本性は刺激を受け取る能力である。
 2・1 刺激の経路は五感だけとは限らない。
 2・11 思考は刺激の副産物だが、思考自体もまた刺激になりうる。

 3 刺激には分布と強弱しかない。
 3・1 分布と強弱のあり方で、ストレスや痛みなど様々に呼ばれる。
 3・11 分布が広く弱い刺激はストレス性の刺激である。
 3・12 分布が狭く強い刺激は痛みである。
 3・13 刺激自体に善悪、良し悪し、快不快の区別はない。

 4 全ての欲求が目指すところは刺激を消滅する事である。
 4・1 快楽とは欲求を満たす(刺激をなくす)ための経験知のことである。
 4・11 刺激を滅するのに刺激を以てするのが快楽である。
 4・12 相殺すべき対象のない快楽は、不快に転じる。
 4・2 刺激のないところに欲求はあり得ない。

 5 全ては刺激の消滅に向かって存在する。その故にのみ全てのものはかけがえがない。

 さよならだけが人生だ。
| 昨日の日記 | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |