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くそファセボッコめ!
招待を受け取り、うっかりFaceBookにアカウントを作ってしまった日曜の午後。

まあ、それはいい。

この半年、週末ずっと家にこもってガリガリプログラムを組み、俺仕様の、俺のニーズだけを考えた、俺のためのウェブサイトを俺は孤独に開発していた。

そして、ようやく公開まであとわずかという時になって、FaceBookよ。貴様は俺が未来を賭して知恵をしぼった、ツイッターにない新機能を全部実装していやがった。

1.つぶやきだけじゃなく、サービスを利用したログをフォローする仕組み。

2.つぶやきの公開レベルを選択出来るインターフェース。

3.あろうことか、ポイントのシステムまでありやがる。

泣いた。全俺が泣いた。

どこかで、誰かがおんなじ事をやってるだろうとは予想していた。

ファセボッコ、おまえかよ。あるいは俺が世間を知らなすぎたのか?

資金ならいっぱいあるだろう。人工知能とか、量子コンピュータとか、もっと人類のためになる事業をなぜやらない。

いまさら、SNSに毛の生えたようなシステムで、小市民のひそやかな楽しみに水を差すんじゃない。

ぶっちゃけ、あるいはこれが大当たりして、おれも第二のホリエモン、なんて淡い望みを踏みにじるんじゃない。

おまえが商店街の隣にデパートを建てるような真似をして、こんな小さい世界にこだわるのなら、そんなものくれてやる。

だがな、俺の敵リストに今、お前が加わったことだけはおぼえておくがいい。
| 昨日の日記 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
探偵物語に寄す
ひとりぼっちで死んでいった御仁を、俺は一人だけ知っている。

ひとりぼっちだったということで、その方への敬意が損なわれる事は少しもなかった。

大丈夫。

俺自身を俺から引き離す事が出来るのは、死と絶望くらいだ。

そう思えるから、ひとりぼっちだと思われたって俺は平気さ。

世界は二つの舞台があって、片方の舞台からは、もう片方の舞台で演じられる劇は見えない。

人はその時々によって舞台を替えていくんだと思う。

舞台が変われば、書き割りも変わる。

書き割りが変われば、感じ方や考え方も違って見えて当然だ。

せめて、前に立ってた舞台の眺めだけでも、忘れないようにしたいと思う。

「ひとりぼっちで寂しくないやつなんていない。けれども、甘えちゃいけない時だって、あるんじゃないのか」
| 昨日の日記 | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |