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2011.03.17 Thursday
英国式庭園式空想癖
マルソ君は考えた。
「意識はどこからくるのだろう。進化論が事実なら意識という現象には、どこかにからくりが有るはずだ」 唐突な思いつきではない。マルソ君は長い通勤時間を利用して、進化論について書かれた本を少しずつ読みなら、少しずつ考え続けていたのだった。 この数ヶ月、マルソ君は自作のサイトを開設するために様々な努力を地道に重ねていた。 自宅のMacに開発環境をインストールして、週末エンジニアリングを始めたのが去年の夏頃。 データベースの最新技術を自己流に解釈してライブラリを自作し、それをつかってウェブアプリケーションで実践し、パフォーマンスが悪すぎて断念したのが10月頃。 軌道修正して従来の技術で進める事に決着し、無印のノートに手書きの基本設計を書き始めた矢先、八王子という東京の西端に出張が決まったのがその翌月。 通勤で往復3時間半も削られ、いっときたりとも無駄にしまいとプルーストやスタンダール、ユゴー、フローベールといった古典を読む一方で、基本設計は概要設計のまま製造に踏み切ったのが年明け。 サーバサイドのフレームワークを自作し、jQueryを使用したクライアントAPIのリファクタリングを繰り返し、ようやく完成のめどが立ったのが、先月。 そして先日。ホスティングサービスを利用してサーバーを構築し、自作のサイトを立ち上げるまでに至ったのである。 とはいえ、一般公開するには課題も多く、はじめの一歩を踏み出したということで、なんとか自己満足を見いだしているマルソ君であった。 そもそもマルソ君が自作のサイトを作ろうとした動機は、シナリオや小説といった創作活動のためのツールを作って、年とともに衰えていく己の能力を補おうというものだった。 それがいつしか、己の収入を補おうという淡い期待に姿を変え、やがて起業家の野心にまで膨張し、ゴールを目前にして現実認識の甘さを悟ったマルソ君は、ここにきて端緒の志しに回帰したのであった。 「この経験だって、なにかのネタにならないとなぜ言える?」 マルソ君の切り替えの早さと行ったら、ムーンサルト並みである。 サイト公開に向けてやる事が山積みではあるけれど、マルソ君の胸は四次元ポケットくらい期待に満ちている。 「どうせやるなら、目標はでかく人工知能の発明だ。いや、アーティフィシャルな心、人工意識だ」 回り道に関して言えばマルソ君には節度がない。とはいえ誰にも迷惑をかけないうちは、マルソ君の大好きな空想の庭いじりに、あえて水を差す事も有るまい。
2011.03.13 Sunday
目はつぶれ〜耳も聴こえなくなって〜
いろんな情報がある。
全ての情報は等価だと俺は思う。 何か隠してるとか、煽動的とか、不安をあおるだけとか、無責任とか、有益とか、みんなにも読んでもらいたいとか、感じ方は人それぞれだ。 まあ、そこまではあたりまえの話。 みんなほんとはわかってるんだろ。どんな情報が飛んでても、それは情報であって自分の運命ではないってことくらい。 誰かが安全ですと言ったからって、だったら何もしなくていいね、なんて心底安心してられるやつはいまい。 誰かがおかしいと言ったからって、直ちに抗議の列に加わったりするような輩もいまい。 絶対信頼出来る情報源、余すところのない真実を告げるニュース、そういうものにしか自分の一進一退を託す事ができないのなら、人間なんて目も耳もなかった微生物の時代にとっくに滅び去っていたに違いない。 どんな情報だろうが、利用できるものは利用して、託したりすんな。 |